ゲーム業界でエンジニアとして働きたい人が持つべきものは、ただ単にプログラミングスキルだけではありません。
例えば、大手ゲーム会社ではPythonやKotlinなど、プログラミング言語を習得していることを前提条件として募集しています。
しかし、プログラミング言語やプログラミングに長けているからと、楽しいゲームが作れるわけではありません。
ゲームはストーリー性があり、クリアしようというプレイヤーの気持ちを持続させなければならないからです。
ワクワクする気持ち、楽しいや怖いなど少しアドベンチャーな気持ちにさせてくれるのがゲームと言えます。
そうした部分を裏読みして、ゲーム開発に携わる必要があるのです。
この点においては、少し作家に近い部分があるかもしれません。
また、ゲーム開発をする際には、やりがいを感じてもらうために作り込むことが大概です。
ですが、あまりにも難しいゲームにしてしまうと、プレイヤーの気持ちを削ぎかねません。
そんなゲームができてしまうと、プレイヤーから酷評がつくのは目に見えています。
そのため、プレイヤーのスキルとゲームの難易度をうまく計算して、開発に乗り出す必要があるでしょう。
ちなみに、ゲームはプログラミング言語に関してもパソコンと異なり、搭載できるメモリ容量が極めて小さいことがほとんどです。
このことから、効率的に開発することがエンジニアには求められます。
こうした知識や技術などをうまく噛み合わせることが、ゲーム業界では重要です。